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気候変動への対応

壱番屋は、2030年に向けた長期経営方針として「壱番屋長期ビジョン2030」を策定し、これを実現するための10の重点項目のうちの1つとして「環境にやさしい取り組み」を掲げています。長期ビジョン2030に基づき、店舗、工場、本社など各拠点で気候変動への対応を進めています。

TCFD提言に基づく情報の開示

TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)は、2015年に金融安定理事会(FSB)により設立された、気候変動が事業に与えるリスクと機会の財務的影響に関する情報開示を、企業に推奨する国際的イニシアチブです。当社では、TCFDが企業に推奨する「ガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標」のフレームワークに沿って、事業活動における気候関連のリスクと機会を評価し、情報開示とその充実に努めていきます。

環境負荷低減の取り組み

写真:環境配慮型店舗

より環境負荷の低い店舗づくり

2024年10月、石川県に出店した初の環境配慮型店舗は、建築時のCO2削減効果が大きい木造建築を採用しました。また、太陽光発電による再生可能エネルギーの活用や、遮熱シート・空調循環装置の導入による空調使用量の抑制などにより、店舗のCO2排出量を削減しています。そのほかにも、生ごみ処理機や節水型機器の導入、FSC認証家具の採用など、さまざまな取り組みを実施しており、導入効果などを検証したうえで他の店舗への展開を検討し、より環境負荷の低い店舗づくりに取り組んでまいります。

写真:再生可能エネルギー

CO2フリーでんきの導入

本社関連施設と全国の直営店97店舗において、利用する電力を100%再生可能エネルギーとする「CO2フリーでんき」を2021年9月より導入。水力発電所や太陽光発電などの再生可能エネルギー電源を活用することにより、当社の事業活動において年間約3,200トンの二酸化炭素排出量を削減できる見込みです。本社を置く中部エリアでは、長野県内の水力発電所などで生まれた「信州Greenでんき」を導入しています。

エネルギー使用量の削減

エネルギー使用量とエネルギー消費原単位の推移を示す複合グラフ。エネルギー使用量は工場、本社、営業所、直営店合計、エネルギー消費原単位は2013年度比。2013年度(基準年):エネルギー使用量10,644㎘・消費原単位100%、2021年度:エネルギー使用量7,126㎘・消費原単位66.9%、2022年度:エネルギー使用量6,886㎘・消費原単位64.7%、2023年度:エネルギー使用量6,525㎘・消費原単位61.3%、2024年度:エネルギー使用量5,890㎘・消費原単位55.3%、2025年度:エネルギー使用量5,983㎘・消費原単位56.2%。

経済産業省は2013年度のエネルギー消費原単位を基準として、毎年1%の低減目標を掲げています。全工場(愛知・栃木・佐賀)への省エネ設備の導入などにより、2013年から43.8%の低減を実現しました。

CO2排出量の削減

CO2排出量とCO2排出量削減率の推移を示す複合グラフ。CO2排出量は本社、工場、営業所、直営店合計、CO2排出量削減率は2013年度比。2013年度(基準年):CO2排出量22,559t-CO2、2021年度:CO2排出量12,756t-CO2・削減率56.5%、2022年度:CO2排出量7,335t-CO2・削減率32.5%、2023年度:CO2排出量7,572t-CO2・削減率33.6%、2024年度:CO2排出量8,725t-CO2・削減率38.7%、2025年度:CO2排出量9,146t-CO2・削減率40.5%。

気候変動への対応を推進し、自社から排出されるCO2について、2030年度に70%削減(2013年度対比)を目標としています。